空き家活用のコラム、はじめます!

はじめまして。東北芸術工科大学の加藤です。
私はこれまで、数多くの空き家活用に携わってきました。
このコラムでは、実際の事例を紹介しながら、空き家活用のポイントをお伝えします。

これまで、空き家を所有者している方や、活用したい方から、たくさんの相談をいただいてきました。
その中で感じるのは「最初の一歩を踏み出すこと」が大切だということです。
「古くて価値がない」と思っていた物件でも、見る人によって魅力的な場所に感じらることがあります。
また、「何からはじめて良いか分からない」という方も、誰かに相談することで活用が進むことがあります。

 

やまがた空き家プロジェクト
やまがた空き家プロジェクト

 

やまがた空き家プロジェクトとは?

2023年度から、学生と連携した「やまがた空き家プロジェクト」をスタートしました。
若い世代ならではのアイデアや行動力が、空き家活用に新しい可能性をもたらしています。

例えば、築50年の戸建てを、そのままシェアハウスとして活用したり、アパートの1つの部屋だけを使って古本屋をオープンするなど、無理なく「小さくはじめる」ことで、負担を抑えつつ活用できた事例もあります。

最近では、リモートワークや二拠点居住、DIYや小商いなど、暮らしの選択肢が増えているので、「こんな暮らしができる」というイメージを明確にすることで、活用が進むケースもあります。

 

空き家はチャンス?!

空き家活用は目的ではなく、手段です。
「自分がやってみたいことを実現するチャンス」や「自分が住みたい街をつくるきっかけ」として、楽しく活用していきましょう。今後の執筆予定は以下のとおりです。お楽しみに!

(仮)

  • 空き家勉強会    最初の一歩は所有者と活用者のマッチング
  • そのまま賃貸モデル 住みながら改修する「戸建てシェアハウス」「蔵ギャラリー」
  • 一部屋活用モデル  小さくはじめる「お茶の間スクール」「シェア型本屋」
  • エコリノベーション JA×芸工大コラボによるアパート再生

空き家活用のコラム、はじめます!」への1件のフィードバック

  1. WordPress コメントの投稿者 返信

    こんにちは、これはコメントです。
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このコラムについて

空き家活用の事例集〜芸工大に学ぶ実践アイデア〜

本法人のアドバイザーでもある、東北芸術工科大学の加藤優一が、学生と共に取り組んでいる、空き家活用の実践例を紹介します。「こんな方法があるんだ」「これなら私にもできるかも!」と思ってもらえるような情報をお伝えしていきます。

著者プロフィール

加藤 優一

1987年山形県生まれ、建築家。東北芸術工科大学専任講師、一般社団法人 最上のくらし舎共同代表理事、株式会社 銭湯ぐらし代表取締役。デザイン&マネジメントをテーマに、建築の企画・設計・運営・研究のプロセス全体に携わる。銭湯と連携したシェアスペースの経営や、山形での空き家活用プロジェクトなど、実践的な取り組みを展開する。