暮らすだけじゃない家
この家は、暮らしの場でありながら、何かをつくったり、集まったり、好きなことに向き合ったりする拠点として使えそうな物件です。日常生活をこなすための家というよりも、ここで何をして、どんな時間を過ごすかが自然と主役になっていくような場所です。山形大学の近くにあり、学生が住むことも十分に想像できますが、いわゆる学生向けの住まいとは少し違い、趣味や活動を軸に暮らしを組み立てていくイメージが広がります。 一度リフォームされているため、住みやすい間取りが整えられつつも、使い方を限定しすぎていない空間が点在しています。はっきりとした役割が決まっていない場所があることで、住む人の発想次第で用途が変わり、暮らし方も更新されていきそうです。その余白をどう使うかを考えること自体が、この家の楽しさになっています。 外からの視線が程よく遮られた庭は、街中にありながらも落ち着いた雰囲気があり、作業や思索に没頭できそうな場所です。庭に面した土間のような部屋は、工具や材料を気兼ねなく持ち込めるため、ものづくりや修理、実験的な作業スペースとしても活躍しそうです。また、押入れの跡が残る空間は、少し手を加えるだけで音楽鑑賞スペースやDJブースのような場所にもなり得ます。 再建築不可という条件はありますが、その分、今ある構造や時間の積み重なりを受け入れながら使っていく住まいとも言えます。壁を塗ったり、棚をつくったり、照明を替えたりと、手を入れるほどに住む人の色が重なっていく過程も魅力のひとつです。暮らすことに加えて、活動し、試し、育てていく拠点として、少しずつ自分の居場所になっていく家です。
駅前5分、新しい文化がはじまる
山形駅の目の前通り一つ目の交差点のすぐ近くという好立地物件で、めったに市場に上がることのない、稀に見る立地の良さが売りのひとつ。駅から徒歩5分というこの物件は昭和をどことなく感じる商店街「すずらん通り」にあります。 老舗呉服店がある(あった)ここは、通りに面した三階建ての店舗兼住居、その後ろにもう二軒ある通り対して垂直な敷地となっていて、中庭もあるという素敵な場所です。店舗兼住居は三階部分にバルコニー、そしてなんと!屋上にも上がることができる建物でした!!すずらん通りを上から眺めるという、なんとも優越感に浸れる景色を望めます。 オーナーさんの意向的には、後ろ二軒は解体し、一番手前の店舗兼住居を活用してほしいとのことでした。 そんなこの物件で、こんな使われ方をしたら楽しそう!!という妄想をしてみたので皆さんに紹介しようと思います。 店舗兼住居の一階は、ガラス張りの入り口にすることで街に開いたレストランのような空間にし、二階、三階はゲストハウスとしてちょっとした泊まれる空間へとリノベーションをします。 バルコニーではBBQを楽しんだり、屋上ではビアガーデンを開いたり、一階のレストランと組み合わせ様々な使い方ができます。 二軒目を解体した跡地は、もともとあった中庭を延長させ、広く快適な庭へと生まれ変わらせます。 敷地の一番奥にあった三軒目の跡地には、こじんまりしたポップアップストアを新築し、ビールなどのお酒などのポップアップを開催し山形の流行の最先端行く場所へと変貌させます。 簡単にですがスケッチも描いてみました。なかなか面白そうな場所になりそうじゃないですか? 皆さんも、まずは妄想からはじめてみるのもいいかもしれません。
山が暮らしに加わる
この物件は、「山付き不動産」とも、「家屋付きの里山」とも言える場所です。 敷地には古い家屋がひとつ。その背後に広がる里山は、この物件の大きな魅力のひとつです。 実際に行って見つけた魅力をご紹介します! 敷地には、展望台(ふれあい展望台)が隣接しています。写真の景色は、まさにこの場所で感じられる日常の一場面そのものです。広大な緑や街並み、遠くの山並みまで、季節ごとに色を変える山形の風景が一望できます。 この眺めが自分のものになるというのは、不思議で、ちょっと贅沢ではないでしょうか。 見渡す限りの緑、風の音、水路のせせらぎ。 ここでは、山が背景ではなく、日常の風景になります。 天気や季節、時間によって表情を変えるその景色は、ただ眺めているだけでも飽きません。 春にはワラビやタラの芽、ウドなどの山菜が顔を出します。 秋にはキノコや栗も採れます。 ちょっとした散策のついでに、かごを片手に収穫したものを持ち帰る。 そんな自然とのやりとりが、暮らしの中に溶け込んでいきます。 ふもとには比較的平坦な土地も広がっていて、小さな畑をつくったり、庭を整えて外の居場所を設けたりと、手を入れていく楽しみがあります。 水路のそばにベンチを置いて、冷たい水に手を浸しながらひと息。 季節の野菜を育てて、外で料理を楽しむのもいいかもしれません。 手を動かしながら、季節のうつろいを肌で感じられる。 そんな静かな時間を、この場所で始めてみてはどうでしょうか。 家屋はかなり老朽化が進んでいて、そのままの利用は難しい状態です。 ただ、建て直すもよし、小さな小屋からはじめてもよし。 ゼロからつくりたいという人にとっては、むしろ魅力的な土地かもしれません。 決められた使い方がないからこそ、自分のペースで手を加えていける自由があります。 ここでの暮らしは、「家を持つ」という感覚とは少し違うのかもしれません。 自然のリズムに寄り添いながら、自分の手で時間を積み重ねていく。 暮らしの主役が“建物”ではない、そんな選択肢があってもいいと思うのです。
縁側の陽だまりで
山形市南原町、閑静な住宅地の小路にある一軒家。 門扉をくぐると、背の高いクロマツの木と赤い椿が出迎える小さいながらも趣のある庭。 外から想像していたよりも風情あふれる空気に、きっと丁寧に住まわれていたのだろうという想像がふくらみます。 中へ入ると、広々とした玄関ホールからつづく長い縁側と全面の掃き出し窓。 窓を開放すれば外の縁側ともひとつづきになり、日差したっぷりの空間です。 二間続きの和室には、透かし彫りの欄間、床の間に飾り障子、雪見障子などの伝統的な日本家屋の美しさが詰まっています。 築56年になる建物ですが、決して古びた印象はなく、端正な佇まいといった雰囲気。 二階も一階と同様に二間続きの和室、南側全面の窓、そして広い縁側。 外観からもわかるように、南面はほぼ窓という潔い採光と贅沢に取られた縁側が特徴的な、明るくあたたかみのある家です。 二階にある広いベランダは、洗濯物を干すのはもちろん、簡単なテーブルセットを置いてひなたぼっこをしたり夜風を愉しんだり、 ゆったりした時間を過ごせるスペースになりそう。 板材の塗装は少しはがれかけていますので、好みの色に塗りなおすのがよいかもしれません。 居室はすべて和室ですが、水回りに関してはリフォーム済。IHのシステムキッチンに広々として明るいバスルームとトイレ。 築年数の経過した家屋では懸念となりがちな水回りですが、手直しが不要なのも魅力的なポイントです。 住まう人それぞれが、お気に入りの場所で好きな時間を過ごす、そんな暮らしが想像できます。 立地としては、最寄りのスーパーまでは徒歩8分、その他コンビニや飲食店、図書館、クリニック、銭湯なども徒歩15分圏内という、山形市内でも暮らしやすい場所に位置しています。 駐車スペースの確保が難しい物件ではありますが、徒歩や自転車での生活にも困らないエリアです。 現オーナー様は、解体更地渡しでの売却も同時に検討されております。 解体するには勿体ないような建物ですので、少し手を加えながら、のんびりとしたライフスタイルを求める方に是非おすすめしたい物件です。
最上川のほとりに佇む
山形県西村山郡河北町――かつて最上川の舟運により紅花の集散地として栄え、 今も町のあちこちに文化の香りが漂うこの地に佇む、味わい深い古民家物件。 ロケーションはまさに最上川沿いの静かな土地。 敷地内には水路が流れ、四季を感じるロケーション。 外観は大屋根と深い軒が印象的な、時代を越えて受け継がれてきた趣ある佇まいです。 土間玄関の先には広々とした台所、奥へと広がる和室の襖の書は威風堂々とした雰囲気。 母屋から続く立派な蔵の入り口は、当時の意匠を色濃く伝えています。 太い梁や木の温もりを感じる造りは、住まいとしてよりも蕎麦屋やカフェとしての活用にぴったりの雰囲気。 古き良き日本家屋の空気感を生かしながら、心安らぐ空間づくりができそうです。 河北町は「冷たい肉そば」の発祥の地として有名ですから、 個人的には蕎麦屋へのリノベーションがぴったりな気がしています。 広いお座敷にテーブルを配置して、奥の蔵は蔵座敷として活用するなど、イメージがふくらみます。 東北中央自動車道東根インターチェンジからは車で約10分と、アクセスも良好。敷地内に駐車場スペースも充分に確保可能です。 気になる建物のコンディションについて。 屋根は改修済、トイレは水洗化済ではありますが、建物はかなり経年劣化が進んでおり大規模なリノベーションが必要です。 DIYや古民家再生にご興味のある方、地域とつながる拠点づくりに挑戦したい方など、まずはお気軽にご相談ください。 最上川を望む贅沢なロケーションで、新たな価値を生み出してみませんか?
